CT写真を撮ることによって、治療にどんなメリットがあるか

投稿日:2015年5月17日

カテゴリ:院内設備、器具

こんにちは、歯科医師の加藤陽一郎です。

歯科医院に行くと検査の一つとして撮影するレントゲン写真。皆さんが通常、歯科医師や歯科衛生士から説明を受ける場合は二次元的な写真を見ることが多いと思います。

ただ、色々な治療において、そのような写真のみでは検査として十分ではないことがあります。

そのときに撮影するのが、三次元的な像で見ることができるCT写真です。具体的にどのような違いがあるのかというと、骨の幅や形態、密度、歯と大きな神経の距離、根管の湾曲度、病巣の大きさ、などなど治療に有効な正確な情報を得ることができます。

これらのことがわかるので、インプラント、根管治療、抜歯、歯周病の状態把握などに大変メリットがあります。

治療内容によっては、CT撮影が保険診療内で使えることもあるので、その有用性は大きいかと思います。