リーマー破折の疑い 歯科医院 松戸

投稿日:2015年10月23日

カテゴリ:治療

他院で根管治療を行っていて、私どものクリニックに来院される前にさらにもう一つの医院でセカンドオピニオンを相談された患者さん。

セカンドオピニオンでは、レントゲン写真で根管治療の際に使用するリーマーという器具の先端が折れ込んでいる、とのことでした。

私どものクリニックでもレントゲン写真をお撮りさせてもらいましたが、確かに造影性の高い(濃く白く写っている)ものが見て取れましたが、経験上、必ずしも破折片とは限らないので、器具破折の”疑い”というお話をさせて頂きました。

実際に再根管治療を行ったところ、破折片ではなく、根管治療に用いる造影性の高いお薬でした。

このように、レントゲン写真だけでは診断をすることが難しい場合も多くあるので、私は実際に目で確認してから確定診断をお話するようにしています。

根管自体の破折なども同様です。