根管治療の新器具 松戸 歯医者

投稿日:2015年10月30日

カテゴリ:治療

先日、根管治療の際の感染源についてお話しましたが、再根管治療のときに手を焼く古い材料の除去の際に大きな助けとなる器具を今日から導入しました。

根管治療の最後には、神経が入っていた空洞を緊密にゴム状のお薬で充填するのですが、再根管治療の際には逆にこれを除去していかなければいけません。実はこれ、簡単な様に聞こえるかもしれませんが、大変骨が折れる作業なんです。

上の部分の除去はある程度スムーズに行くのですが、根の先に残っていたり、根の壁にへばりついているものはなかなか取れません。。

マイクロで見ない限り気づくこともないのですが、マイクロで除去できていなのが見えてしまうと取らなければ!と思ってしまいます(笑)

DSC00508 のコピー

こんな感じに残っています。

DSC00509 のコピー

それをこんな感じで取っていきます。

マイクロである程度拡大しているので大きく見えますが、先端の直径は0.3mmです。

こんな繊細な作業をして根管のお掃除をしているんです。