エクストルージョン 松戸 歯医者

投稿日:2016年4月8日

カテゴリ:治療

残っている歯の部分が歯茎の下まで無くなってしまっている場合、そのまま土台を立てて被せ物をするとその後の感染や脱離のリスクを抑えることが期待できなくなってしまいます。

予知性の高い治療をする為には歯茎の上にエナメル質の連続性を作った上で、茶筒の蓋のように被せ物が根を抱え込むことが必要になります。

これらを獲得する為にする処置がエクストルージョンという処置になります。

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そのときに使う装置の一例です。

仮の歯にセットしたワイヤーと引き上げたい歯にセットしたフックをゴムで繋ぎ、ゴムのテンションで根を引き上げて行きます。

目標の高さまで引き上げたら、二か月ほど固定の期間を設けて最終的な被せ物をセットします。

期間がかかる処置ですが、それだけのメリットが十分にあるものだと思います。