歯を切削するときに気をつけること

投稿日:2016年8月30日

カテゴリ:治療

虫歯になっている部分を除去するときに気をつけなければいけないこと。

当然ですが、削り過ぎはNo Good。

削り過ぎを避ける為には、齲蝕検知液を使って調べるのは当然ですが、切削器具からの感触にも注意を払う必要があります。

色は判断基準の一つにはなりますが、絶対的なものではありません。

そしてもう一つ気をつけなければいけないこと。

削ることで残存歯質にクラック(細かいヒビ)を作らないことです。

虫歯の原因の一つとして、このクラックからの菌の侵入があります。

大きな直径の切削器具で削るとクラックが形成されやすいので、より深部の繊細な部分は小さな直径の切削器具を使って慎重に削っていきます。

マイクロスコープや拡大鏡などを用いることも重要ですね。