抜歯の判定

投稿日:2017年2月2日

カテゴリ:治療

1本の歯を抜歯するか治療して残すかの判断はなかなか難しいものだと思います。

明らかに残存歯質が少ない場合や、レントゲン写真でハッキリと破折しているのが確認できるケースでは容易に判断できますが、レントゲン写真では確定診断を下せないような場合もいざ歯を削っていって直視できるようにしてみると治療不能ということもあります。

特に根破折やパーフォレーション(根の壁に穴が開いていること)、内部での虫歯の広がりが予想以上の場合などは事前の診断が難しいことが多いかと思います。

当然、これらの事前の診断力を上げることが求められますね。

その為に必要なのがCTでありマイクロスコープであると考えます。

これらを使ったとしても100%にはなりませんが、あるのとないのとでは雲泥の差があります。

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