再根管治療

投稿日:2017年6月19日

カテゴリ:治療

何度もお話している”再根管治療”の難しさ。

結局、どこにその理由があるかと言うと、一回もしくは複数回に渡って治療を受けていることにあります。

根管治療は、いかにオリジナルの根管の形態に追従するか(保存するか)が大切になります。

しかし、多くの根管治療ではそのオリジナルの形態から逸脱していることがあり、また、根管の尖の大きさ(根尖孔)も大きく拡大されすぎていることも多々あります。

根尖孔の大きさは、一般的には0.3mmくらいでの拡大が適正と言われていますが、場合によっては0.8mmから1mmほどの大きさになっていることもあります。

こんな1mm以下の細かい作業を、しかも見えない歯の中でやるって、いかに難しい治療かを理解して頂けると思います。

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