セラミック除去

投稿日:2017年11月7日

カテゴリ:治療

日々の臨床をしていて、除去するインレー(部分的な詰め物)のほとんどはパラジウムのインレーですが(それだけトラブルが起きやすいということで)、セラミックのインレーを除去することも数ヶ月に一回程度あります。

自分が入れたセラミックインレーであれば形態もわかりますが(そういう状況にはしたくありませんけど…)、他の先生が作製したセラミックインレーの除去はなかなか気をつかいます。

色調が合っているセラミックインレーであると、セラミックと歯牙の境目を慎重に探していく必要があります。

一つの手がかりとして、接着剤のセメント層がその境目なのですが、それもわかりにくこともあったりで、拡大視野下でも判別が難しくなります。

セラミックの予後の良さから、そんなにケースがないのでまだよいのですが…。

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