マイクロと拡大鏡

投稿日:2017年12月4日

カテゴリ:院内設備、器具

拡大視野で歯科治療を行う為の手段として、一般的には拡大鏡(眼鏡タイプのやつ)とマイクロスコープがあります。

私の場合はほぼ全ての患者さんでマイクロスコープを使用します。

自分も拡大視野でやっていた方が楽ですし…(笑)

ではなぜ拡大鏡ではなく(使うときもケースによってはありますが)マイクロスコープなのか。。

単純に拡大鏡とマイクロスコープの機動性(視界の変更)といった意味では頭と同時に動いてくれる拡大鏡に利があるのは間違いないと思います。

しかし、マイクロスコープにはそれを補って余りあるものがあります。

一つはマイクロスコープに無理な体勢をしてもらえるといった点。

つまり自分が腰を曲げて覗き込まなくてもマイクロスコープに腰(腰とは言わないと思いますがw)を曲げてもらうことが出来るのです。

これによって術者は楽な体勢のまま治療が出来ます。

もう一つは視界がブレないということ。

マイクロスコープはしっかりと固定されているのに対して、拡大鏡は頭の動きの影響をモロに受けることになります。

例えて言うと…

仮に全く同じ性能の望遠鏡と双眼鏡があるとしましょう。

思いっきりズームさせて覗いてたらどちらが安定していると思いますか?

もちろん地面に固定してある望遠鏡の方でしょう。

マイクロスコープも同じです。

確かにそれだけに使い方にはコツがいりますが、コツさえ掴んでしまえばもの凄く楽にそして確実に治療を行うことが出来ます。

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