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根管治療(歯の神経治療)

精密な根管治療(歯の神経の治療)が受診できます!

歯の神経治療

松戸では珍しい、マイクロスコープラバーダムを使用した精密な歯の神経の治療を松戸デンタルクリニックでは受診することができ、評判をいただいています。歯の神経を抜いた時に行う根管治療の精度により、抜歯になるか、歯を抜かずに済むのかが決まります。

抜歯に関するセカンドオピニオン対応

他医院で歯を抜くと診断された場合でも抜歯をしないで済むかもしれません。当院には、他医院で抜歯をすすめられた患者様が多数ご相談に来られます。こういったセカンドオピニオン(複数の医療機関に診断を希望する)は評判で、気軽に相談できますので、ぜひ一度ご来院ください。

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根管治療(歯の神経の治療)ってどんなことをするの?

歯の神経治療

虫歯が重度に進行した場合は、神経の通っている穴(根管)にまで細菌感染が起こっている場合があります。また、歯が折れたりして神経が死んでしまうことがあります。

こういった場合は神経を抜かなければなりません。そして、抜いたあとの神経の通っていた穴を専用のつまようじのような器具(器具名をファイルといいます)を使って掃除し、除菌処理して埋める作業を行います。この根管の清掃作業が根管治療です(上画像の手順)。

根管治療の精度で抜くか、抜かないかが決まる

歯の神経治療根管は、非常に小さく、暗く、湾曲しています。その中にミリ以下の汚れや、細菌感染した組織がこびりついています。

これを除去するのは非常に難易度が高くなり、一般的な歯科医院が行なっている除去方法ですと、完全に除去することはほぼ不可能です。

では、完全に除去せず埋めるとどうなるのか?

感染組織を取り残したまま埋めると、中で細菌が繁殖し、数ヶ月~数年で再発します。再発した場合は手遅れなケースが多く、最悪、抜歯しか選択肢がない状況に陥ります。

マイクロクラック(ヒビ)と根管治療

歯のヒビと根管治療歯の見える部分や根に入る細かいヒビをマイクロクラックと言いますが、意外と厄介なものです。いずれのクラックも過剰な力がかかって起きるものですが、重篤なものであれば抜歯に繋がりかねません。

まずは歯の見える部分のクラック、これは主に咬合(噛み合わせ)によって起こることがほとんどです。夜間のブラキシズム(歯ぎしりやそれを伴う食いしばり)は予測が不可能なほどの動きや力がかかります。このような力が繰り返しかかることでクラックが入ることがあります。

そして、エナメル質でのクラックは虫歯の原因にもなり得るものなのです。

次に根に入るクラック、これも咬合力によって入ることが多いのですが、それ以外にも治療用器具を乱雑に扱うことによっても引き起こされます。根のクラックはその深さにもよりますが、根管治療を行うまでもなく抜歯に繋がってしまうことが多いので注意が必要です。

 

松戸デンタル式 ”精密根管治療法”のご紹介

歯の神経治療

歯の神経の治療である根管治療がとっても大切であることはご理解いただけたと思います。松戸デンタルクリニックでは、この根管治療に徹底的にこだわり、抜歯回避、再発防止に取り組んでいます。評判の高い『松戸デンタル式 精密・根管治療法』をご紹介します。

マイクロスコープ精密根管治療法

マイクロスコープ精密根管治療法肉眼の20倍以上に拡大できるマイクロスコープの使用により、根管の状況を正確に、精密に把握することができます。

・汚れがきちんと取れているのか?
・根管に細かいヒビはないか?
・根管に見落としはないか?

などなど、肉眼では認識不可能なことを正確に把握できることにより、感染除去率を向上させます。(マイクロスコープについて詳しくはこちらから

マイクロスコープや拡大鏡による拡大治療の重要性について動画で解説

ラバーダム精密根管治療

マイクロスコープ精密根管治療法ラバーダムとは、写真のように、歯を周りの組織と隔離するための隔離シートのことです。

根管治療は細菌除去との闘いですので、治療対象の根管を他の組織と隔離した環境で行わないと、根管に唾液が0.01ml入ってしまっただけで失敗してしまうのです。

当院で根管治療を行う際は、ラバーダムを使用できる場合はラバーダムをして感染防止をしながら根管治療を行います。

ニッケルチタンファイル精密根管治療

マイクロスコープ精密根管治療法上記でご説明したとおり、ファイルとは、歯の神経のとおっている穴を掃除するつまようじのような器具です。

ファイルはおもに、安価なステンレス製のものと、高いニッケルチタン製のものがありますが、当院では、ニッケルチタンファイルを使用しています。

ニッケルチタンはステンレスと比べ、柔軟性が高く、折れづらいことで、根管を正確にお掃除することができます。

ホントは怖い、根管治療の実情(ファイル除去編)

根管治療とリーマー除去

この症例は、他の歯科医院さんで根管治療をしたあとに痛みがでて不安だからとセカンドオピニオンでご来院いただいた患者様の歯です。

レントゲン写真と照らし合わせて慎重に原因を探っていくと…ありました。印のピンク色の中に見える銀色のもの。これは前医が根管治療の際に折れ込ませてしまったファイルの破片です。(ファイルの説明は上の項で説明しています)

今回は破折していた場所があまり深くなかったことと、マイクロスコープで視認が十分にできたので、除去可能と判断しました。除去していく様子をご紹介します。

  • ①ファイル除去スタート

    ①ファイル除去スタート少しずつ周りの汚れも除去しながら慎重に超音波で揺らしていきます。

  • ②除去完了

    ②除去完了チャレンジすること10分あまり。除去できました。マイクロスコープがないと難しいでしょう。

  • ③除去したファイル

    ③除去したファイルこんな小さなものでも重要な感染源になっています。除去したあとの根管の中もしっかりと綺麗にすることで予知性の高い治療が可能です。

  • ④ファイル拡大写真

    case_end1_5除去したものをマイクロスコープで観察するとこんな感じです。器具を乱雑に扱うと金属疲労を起こして折れ込んでしまいます。

このように、ファイルが折れてそのまま根管の中に入ったままで再感染のリスクになったり、出血や痛みの原因になるケースというのは、本当によくあります。そのほとんどはマイクロスコープなしの保険の安価な根管治療で起こります。

根管治療中に薬液の味がする

根管治療中の歯から薬液のような味がすることがあると患者さんが仰ることが時々あります。

処置した後、数時間であれば、根管の外についていた薬の味がすることもあるでしょうが、1~2週間経ってもまだ味がする場合は何らかの原因で根管の中に入れている薬が漏れている可能性が高いでしょう。

他院で何か月も根管治療をしていて症状がとれない上に薬液のような味がするとのことで来院された初診の患者さんがいらっしゃいました。

治療中で仮の歯を入れてもらっているとのことで、その仮歯を外したところ、オーソドックスな形のものではなく、大きく欠けているところを埋めるような形のものが入っていました。そのような形のものでは隙間から薬液が漏れてしまいます。更には、薬液が外に漏れるということは、逆に唾液が中に侵入できるということです。

根管治療において唾液というものは大敵なので、このコントロールをしっかりしないと治癒も難しいと思います。患者さんにはこれらのことをご説明し、薬液の漏出および唾液の侵入を防ぐように補強させて頂きました。このような前準備をしっかりしてから根管治療のスタートだと思います。

一般的な根管治療の再発率は80%以上

歯の神経治療

ビックリなさるかもしれませんが、上記3点(マイクロスコープ、ラバーダム、ニッケルチタンファイル)を使用しない一般的な保険の根管治療の再発率は80%以上という報告があります。また、再発した場合の根管治療の成功率はさらに低くなり、高確率で抜歯となると言われています。

松戸で根管治療(歯の神経治療)なら当院へご相談ください

歯の神経治療

松戸で根管治療(歯の神経治療)をご検討の方、他歯科医院で歯を抜かなければならないと診断された方は、ぜひ1度、当院へご相談ください。当院では、一般の歯科医院に比べて、再発率、抜歯率の圧倒的に低い治療を受けることができ、評判をいただいていおります。ご来院、お待ちしております。