知覚過敏に対する処置

投稿日:2016年10月20日

カテゴリ:治療

”しみる”という症状は感じ方が人それぞれな上に物理的な問題になっている場合もあり、処置方法に悩むこともあります。

しみる原因として多いものに”楔状欠損”というものがあります。

これは多くは歯ぎしりや食いしばりによって大きなストレスがかかったときに生じるものです。

歯と歯茎の境目周辺のエナメル質が欠けてしまうことで冷たいものや歯ブラシの刺激で痛みを感じます。

このときの処置方法として

  1. しみ止め+レーザー照射
  2. 欠けた部分をプラスチックで充填
  3. 神経除去

などが考えられます。

三番目の神経を取るというものは当然最終手段になります。

二番目のプラスチックで充填というのもとても効果的ですが、二次カリエスなどのリスクを伴う場合もあるので、しみ止めで対応できれば無理に充填する必要はないのではないかと思います。