詰め物の定期的な再治療は必要か 松戸 歯科

投稿日:2015年6月5日

カテゴリ:治療

詰め物が取れて歯医者に行ったらその下が虫歯になっていて虫歯を削って詰め物の作り直し。このような経験をしたことがある方は多いと思います。

では、詰め物や被せ物をしたところは、定期的に再治療が必要なのでしょうか?

結論から言うと、そうとは限りません。

確かに、保険適用のパラジウムという金属は口腔内の厳しい環境の中で、腐食したり、大きな力が加わることに因る変形やセメントの流出などで、二次的な虫歯になることも多いですが、一概に何年でダメになるということは言えません。

金属なので、明らかな虫歯の侵入口が見られない場合は、見た目でもわかりにくい上に、レントゲン写真ではある程度の大きさにならないと写ってこないことが多いので、再治療の必要性の判断は難しくなります。

つまり、定期的な再治療は多少なりとも歯を削ることになるので必ずしも必要とは言えませんが、なにか症状やトラブルが起きたときには歯科医院で相談することをおすすめします。