マイクロスコープを保険診療でも使う理由 松戸 歯医者

投稿日:2015年6月15日

カテゴリ:治療

よく、「マイクロスコープを保険診療で使っているのですね」、と言われることが多いのですが、実はこれ、私の捉え方とちょっと異なっています。私は、「保険診療でもマイクロスコープを使っている」と考えています。

この微妙なニュアンスの違い、伝わりますでしょうか?

さて、保険診療と自由診療、どこに違いがあると思いますか?

保険診療は、失った機能を取り戻す為に、国が認めた最低限の材料を用いて処置を行うものです。それに対して、自由診療とは、患者さんが自分の為にベストな材料を”自由に”選択して治療を受けられるものだと私は思います。

つまり、材料を選べるものが、自由診療なのですね。マイクロスコープを使うこと自体が自由診療になるとは思いません。

保険で認められていない材料を保険診療で使うことはしませんが、マイクロスコープは、ただ単に”見る”為のものです。保険診療だから見えなくていいとはならないですよね。

マイクロスコープによる精密むし歯治療