セミナーの復習

投稿日:2024年3月21日

カテゴリ:治療

昨日、セミナーで勉強したコンポジットレジンの充填方法を模型上で復習しました。

隣の歯との間を充填する方法です。
通常はマトリックスと言われる大まかな歯のカーブを付与されている器具を使って充填していきます。
この方法でも上手く充填することはできるのですが、場合によってはバリができてしまったりします。
後から形態修正ができる部分のバリであれば問題ないのですが、厄介な部位にバリができると対応が大変になってしまいます。

そこで、今回の充填方法。

まずは深い位置を慎重に充填。

そして、ここがポイントです。
マトリックスを使わずに、微妙に歯と歯の間を離開させて、マイクロスコープ下でギリギリ接しないくらいの位置まで充填します。

充填が終わったら歯と歯を離開させていた器具を外します。
すると、歯と歯の接触が回復。
この方法だとバリができるリスクをかなり低くすることができます。

まだ少し時間がかかってしまいますが、練習に練習を重ねてスピードアップできるように頑張ります。