虫歯のよくできる所 松戸 歯科

投稿日:2015年10月20日

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教科書的には虫歯の好発部位は、•歯と歯の接しているところ、•奥歯の溝、•歯と歯茎の境、などが挙げられますが、実際に臨床を行っているとそれに加えて虫歯ができやすいところがあると感じることがあります。

その一つとして、奥歯、特に上の奥歯で頬側に傾いているものの頬側の面があります。

なぜ虫歯になりやすいのかと言うと、頬がピッタリとくっついていると唾液の殺菌作用が働き難くなることによります。さらには歯ブラシが届き難いことにもよりますね。

しかもこの部分、歯ブラシが届き難いということは、当然、治療する器具も届き難いということなので十分な処置を行うのが困難になります。

これに対し、歯石がつきやすい箇所は下の前歯の裏側です。

これは、プラークと唾液の成分が反応することで歯石になるのですが、唾液の出る出口の一つが舌の下になることによります。