初期虫歯への対応

投稿日:2016年5月3日

カテゴリ:治療

歯科の治療を受けるときに、どのくらいの虫歯まで治療すると思いますか?

鏡で見て、黒くなっているところを全て治療してしまうとオーバートリートメント(治療のし過ぎ)になってしまう可能性もあります。

着色していて実質欠損(器具で触って穴が開いていたり)がないような初期虫歯に対しては治療をせずに経過観察する場合も少なくありません。

虫歯は全てが活動性のものとは限らず、進行が停止している非活動性のものもあります。

一度、歯の表面のエナメル質を削ってその連続性を断ってしまうと二次的な虫歯になるリスクを逆に上げてしまう可能性もあります。

必要があるものは当然、治療が必要になりますが、その決定にはしっかりとした意思を持つことが重要です。