虫歯の広がり方2

投稿日:2017年3月19日

カテゴリ:治療

マイクロスコープの視野下で虫歯を除去していると、意外に大きく広がっていないケースと、入り口は小さいのにエナメル質の下で大きく広がっているケースも多々あります。

歯は通常、口の中に露出している部分は表面がエナメル質で覆われています。

このエナメル質はそう簡単に虫歯に侵されませんが、一度エナメル質のバリアーが破られるとその内部の象牙質では、象牙細管と言われる管よりもバクテリアが小さい関係上、虫歯の進行が早くなってしまいます。

そして、エナメル質のバリアーが破られている部分を観察しているとクラックと言われるヒビが見られることが多いと思います。

これは学術的に正しいかどうかはわかりませんが、そのように感じることが多いのです。