再治療の連鎖

治療方針を決める際に重要な要素の一つが、”期待される予後”が挙げられると思います。

その為に色々な治療方法を選択肢として挙げ、患者さんと一緒にベストな選択をしていきます。

しかし、この”ベストな選択”というのがなかなか難しくて、往々にしてそれが自由診療の方法であるからです。

患者さんからしてみれば、”費用”というファクターも大事になってくるからです。

保険診療というのは言ってみれば”制限診療”。

保険制度の範囲内での材料、方法になるので、最低限の機能回復がメインになります。

審美的な面、長期的な予後、生体への影響…などを考慮するとこの範疇では難しくなることが多々あります。

これからもしっかりと勉強することで、よりよい治療を目指したいと思います。