見えている範囲

投稿日:2017年10月18日

カテゴリ:治療

私たちが何かものを見ているときに、その視力は実際には角度でわずか3°、全情報量のわずか数%程度しか脳は理解していないものらしいです。

色の情報は中央の3%のみでしか得ることができません。

そう考えると、自分が全体をはっきりと捉えていると思っても、そのほんの一部しか認識出来ていないことがわかります。

確かに、視界の中に入っているものでも、その形態、色を認識しているかと言われればそうでもありませんね。

有名な動画で、「ボールをパスした回数をカウントして下さい」と伝えられ、ボールの行き先に注目するあまり、途中に出てきたゴリラやボールをパスしている人が減っていることに気づかない、というものがあります。

そのぐらい視覚ってあいまいなものなんです。

歯科のいわゆる「審美」と言われる分野では視覚的な情報(形態や色)が大切になってくるので、こういうことも考慮した写真の撮り方が必要になってきます。

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