パラジウム

投稿日:2017年10月31日

カテゴリ:治療

保険診療で使われている”パラジウム”という金属。

マイクロスコープの強拡大視野下で観察してみると、適合が悪いのが見てとれます。

これは、技工士さんの腕がどうのというレベルを越えています。

どんなに上手く作ったとしても適合がいいものを作るのは難しいでしょう。

適合が悪いということは、歯と詰め物なりの隙間が大きく空いているということなので、その下でトラブルが起きていることが予想されます。

それに比べ、ゴールドの適合性の良さは抜群です。

詰め物を試適した瞬間の、歯に”収まる”感覚が全く違います。

ゴールドは柔らかい金属なので、大きな力が加わる歯にも有効です。

審美的な制限さえ許容出来ればとてもよい材料だと思います。

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