痛み・腫れが出ているときの抜歯

投稿日:2015年9月19日

カテゴリ:治療

年末年始やゴールデンウィーク、そしてシルバーウィークなど、大型連休の前に親知らずに痛みや腫れが出てしまうと嫌ですよね。

実は、処置する側もけっこう困ります。

というのも、強い炎症が起きている場合は局所が酸性になっており、アルカリ性の麻酔液が中和されてしまい麻酔が効き難い状態になっています。

かと言って抗生物質で症状を抑えようとしてもそこまで即効性はないし…痛み止めで乗り切るのも心配。

なので、通常であれば抗生物質で炎症を少し抑えてから抜歯なりの処置をしていくのですが、そのあたりをご理解して頂いて抜歯なりに踏み切ることもあります。

これはなんの処置でもそうですが、積極的な処置をする際のメリットと、デメリットを天秤にかけて判断します。

■ 他の記事を読む■