木を見て森を見ず

ある部分の治療が必要なとき、その部位のみを見ていきなり治療に入ることはとてもリスクが伴います。

一見、全く関係がないように見えるのですが、それぞれの歯はそれぞれの役割があり、密接な関係にあります。

治療には始まりがあり、ゴールがあります。

例えば、なんとなくどこかに行こうと思いながら適当に電車に乗ることはないと思います。

どこか具体的な行き先があり、その最寄り駅を調べ、自宅からどういった電車を乗り継いでいけば行けるのかを調べてから出かけますよね？

治療に入るときも全く同じです。

現在の状況を把握して、ゴールを設定し、そのゴールに向かう為にはどのような治療法がどのような順番で必要か…。

この設定がなければ、木を見て森を見ずの治療になってしまいますね。